新老坑瑞雲小硯

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新老坑瑞雲小硯(しんろうこうずいうんしょうけん)

縦:102mm
最大横幅:84mm
厚さ:13mm

※天然の不定形をしておりますので、上記サイズは若干の異同を含みおきいただければと思います。 

現在の市場では見ることがまれな、良質な新老坑の端渓硯です。新老坑は、1970年代から80年代にかけて採石されました。戦後になって開坑された端渓の硯坑の中でも、老坑水巌に次いで良質な硯材という評価があります。現在は採石が中断された影響で、良い材質の硯を市場で見ることは非常に稀になりました。
新老坑硯の鋒鋩は、老坑水巌に迫る性能を持ち、その性質は非常に稠密かつ堅牢です。磨墨における性質は老坑水巌に次ぎ、麻子水坑などに並ぶ極めて優秀なものです。
密生して強靭な鋒鋩を持ち、和墨から唐墨まで、さまざまな種類の墨を容易に溌墨させることができます。多少新しい油煙墨でも、膠によって粘ることなく、光沢豊かで滑らかな墨液を得る事が出来るでしょう。

墨堂には入り組んだ金線、氷紋が走り、硯背にも豊富に氷紋、水線、金線が認められます。金線、氷紋といった石品は老坑系の硯材に特徴的な石品であり、この新老坑硯が老坑の近傍で砕石された硯材を使用していることを雄弁に物語ります。新老坑の中でもとりわけ温潤な材質であり、堅牢緻密な鋒鋩を有する佳硯であると、認めないわけにはいかないでしょう。

硯頭にかけて優雅に旋回する雲は、瑞兆である霊芝を暗示する霊芝雲であり、この硯の持ち主の徳を寿(ことほぐ)ぐ意味を持っています。
また雲の刻線は、古端渓の作行きに見られるような、やわらかな線を描いて展開し、非常に薄く浅い刻線によって上品に彫り上げられています。この浅いシャープな刻線は、使い込んで墨と馴染むことでますます深みを増し、明瞭かつ古雅な味わいを帯びて行きます。
硯は、硯板状になっています。硯縁から墨堂にかけてわずかに凹面につくられ、小さな硯を広くゆったりと見せると同時に、ここに少量の墨液をたたえられるのです。小さな良質な墨を磨って用い、仮名や水墨画、写経などの小字を書かれる際に、適した造りであると言えるでしょう。
販売価格 56,000円(内税)

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