蛟龍得水(こうりゅうえすい)

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筆管の長さ:17.2cm
筆鋒の長さ:3.8cm
筆管の太さ:1.0cm
※ 手作りのため、サイズには若干の異同を含み置きください。

上質な山羊の毛を精選し、「筆の都」中国浙江省湖州伝統の製法に従い、名筆工が丁寧に作り上げた純羊毫筆(じゅんようごうひつ)です。
産地を限定し、さらに精選を重ねた上等な山羊の毛のみを用いているため、筆鋒は摩滅に強く、また墨含みも非常に良い筆に仕上がっています。またこのサイズの筆鋒の筆としては筆管はいくぶん短めで、肘から腕をつかった軽快な運筆に対応するような構造となっております。中鋒筆よりやや小ぶりの筆で、楷書、行書、草書など幅広い書体に対応できる万能の羊毫筆をお求めの方に推薦できます。

「蛟龍得水」とは、蛟(みずち:龍の幼生)が水を得た後に雲を作り雨を降らせ、飛騰して天に昇ることをいいます。「管子・形勢」には「人主待得民、而后成其威、故曰、蛟竜得水、而神可立也、虎豹得幽、而威可載也。」とあり「人の世の君主は民を得てはじめて権威を持つことが出来、蛟は水を得てはじめて神となって立つことが出来る。また虎や豹は、深い谷や森にあってはじめて威厳をもって推戴されるのである。」ということです。すなわち才能のある人物が機会を得て飛躍すること、あるいは苦境を脱することの喩えにもちいられてきました。
また一方で、古来から名家の手による流麗に書かれた墨跡は、蛟が奔(はし)り、龍が天に昇ることに喩えられます。この小さな筆も水を得れば、蛟龍が飛翔するかのような、素晴らしい筆跡を書き出して欲しいとの願いをこめています。

筆管は吟味を重ねた青竹を用い、歪みがなく端整です。枯れてやや白っぽい象牙のような色合いを呈し、また手に馴染むことで雅味に富んだ古色を湛えます。良い墨で用いれば羊毫の筆鋒は銀色の光沢をもつようになり、また使い込む毎に筆の腰にも粘りが加わってゆきます。長らく文房において、飽きの来ない書き味をお楽しみいただけることと思います。
定価 3,600円(内税)
販売価格 3,600円(内税)
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