徽州曹素功　藝粟斎

柄の長さ：21.5cm
軸の太さ：1.0cm
筆鋒（穂先）の長さ：5.2cm
筆鋒（穂先）の腹の太さ：1.8cm
対聯（ついれん）などの揮毫に適した、精良な純羊毫筆「無数雲山供點筆」です。筆鋒は牛角のカブラを用いており、非常に丈夫で長持ちするつくりになっております。
筆鋒と落差のある細い筆管には、近年見ることが稀になった”湘姫竹”の斑竹を使用し、雅趣を添えています。使い込むことで艶を増し、温雅な風格をたたえるようになります。
カブラと筆管の接合部分は、牛骨を用いて補強しており、見た目も瀟洒な仕上がりとなっております。清末から明国にかけて流行した対聯用の筆のつくりを、そのまま伝統製法に従って再現しました。
筆鋒に使用している山羊の毛は、すべて20年以上寝かせた材料を使用し、かつ精選を繰り返し、確かな技術で纏め上げております。毛の脱脂処理を最小限に抑えて、痛みにくく耐久性のある製品を目指しました。
良い墨を用いることで、毛は銀色の光沢を帯びてゆきます。また使用中の筆先は、硯の上でなおさず、絵皿など滑らかな面で整えていただきますと、毛が痛みにくくいっそう長くお使いいただけます。末永くお楽しみいただければ幸いです。 ※斑竹は筆ごとに模様がことなります。ご了承ください。

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